ぴっ鳥帽: 生物との長時間の密着状態を再現することで人に安心感を与える生物感提示デバイス

コンセプト:

人が生物と触れ合うことで安心感を得たりすることがアニマルセラピー等でよく知られています.また非生物的で無機質なデバイスに生物的な外見を付加したり,ロボット等に生物的な動作を模倣させたりすることで,人が接する際に親しみを感じさせるような試みもなされてきました.また視覚的な生物感を提示する他にも,人が直接肌で触れた際に生物らしい肌ざわりを提示する研究や,生物的な柔らかさを提示する試みなどの触覚的な生物感を提示する研究にも注目が集まってきています.人と生物との肌を介した触れ合い方は多種多様であり,これらの触覚提示技術を衣類や装着型デバイスに応用することで,人に様々な癒しを提供するデバイスの実現が期待できます.

我々は,このような人と生物との直接的な接触があった際の,肌を介した「生物感」の提示,さらには人とデバイス間の触覚情報によるコミュニケーションを実現する新しい装着型デバイスを提案します.

我々が着目するのは,人と生物との接触のなかでも,「人が長時間,他の生物と密着した場合における,肌を介した継続的な生物感」の提示です.このような感覚は,例えば膝の上に猫を長時間のせている時や,肩の上のねずみと長時間行動を共にしている時に感じられる感覚です.我々は,このような「異なる生物との長時間にわたる密着を再現すること」は,常に見守ってくれる相棒が一緒にいるような「継続的な安心感」を感じ続けさせる効果があるのではないかと考え,常に一緒に接していられる体験を実現する新しい帽子型デバイスを開発しています .

デモビデオ:

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発表実績(学外):

  1. 水田柚花(B3),千頭龍馬(武蔵美),前田哲郎(B3),リジョンソプ(武蔵野美大),田中桂太(武蔵美),佐藤俊樹(東工大), “ぴっ鳥帽: 生物との継続的な接触感を提示する帽子型デバイス”, 第22回一般社団法人情報処理学会シンポジウム(Interaction2018)インタラクティブ発表(デモ), 2018年3月.
  2. 武蔵野美術大学「芸術祭」展示

発表実績(学内):

  1. 調布祭2018教室展示(A202号室)
  2. UECものづくりコンテスト2018, 株式会社MUN賞受賞
  3. 調布祭2017教室展示(A202号室)

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