Uplight:小型全周囲プロジェクションディスプレイを搭載した次世代の携帯ゲームデバイス

東京ゲームショウ2019 SOWNにて Best Technological award 受賞

TGS SOWN受賞についての詳細は
http://imedia-lab.net/2019/09/15/uplight%e3%81%8c%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%82%a62019%ef%bd%a5%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%83%bb%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%bb%e3%83%af%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%bc/

コンセプト:

人が高さのある側面を持つ立体構造物を眺めたとき,その人に対して手前側の側面を見ることはできるが,反対側の側面は手前側側面の背後に隠れてしまい見えなくなってしまう.立体構造物の全周囲に映像を表示可能な全周囲ディスプレイにおいてこの隠れは重要な要素であり,多くの研究で隠れの活用方法や死角を補う手法などが提案されてきた.

しかし従来この「隠れた部分が見えない」という要素は,全周囲ディスプレイにおける制限の一つとしての扱いにとどまっていた.そのため,この動作と対になる「隠れた部分を見に行く」動作の持つエンタテインメント性や,これらの要素をインタラクションデザインの中心に位置付けた新しい全周囲ディスプレイの設計手法についての議論はまだ十分になされていない.

IMLでは,「ディスプレイに隠れた部分があり,その隠れた部分を見に行く」という一連の動作が高いエンタテインメント性を持つという仮定に基づき,この要素を活かして「人を楽しませる」ことが可能な新しいコンセプトの全周囲ディスプレイを開発する試みを行ってきた.これまで開発したシステムでは,大型の全周囲ディスプレイの周囲に立ち,見えない部分を「歩いて見に行く」ことでディスプレイを囲んだマルチユーザで行うゲームのエンタテインメント性を高める試みを行ってきた.一方このプロジェクトでは,異なるアプローチとして,新たに小型の全周囲ディスプレイを「手に持って自由に閲覧する」というシングルユーザのインタラクションに着目した新しいディスプレイデバイス「Uplight」の提案を提案する.

デモビデオ:

写真:

筐体デザインについて議論中

ポスターデザインについて議論中

WISS2018での展示準備風景

芸術祭での展示風景

発表実績(学外):

  1. “UPLIGHT:全周囲ディスプレイを搭載した次世代携帯型ゲーム機”, FESTA 2019, GUGEN 展示(デモ), 2019年12月
  2. “UPLIGHT”, TOKYO GAME SHOW 2019, インディーゲームコーナー選考ブース 出展(デモ), センス・オブ・ワンダーナイト ファイナリスト(プレゼン), SoWN 2019 BEST Technological Game Award 受賞, 2019年9月
  3. 中村俊勝,伊藤思音(武蔵美),竹澤風太,佐藤俊樹(東工大), “UPLIGHT:全周囲ディスプレイを搭載した新しい携帯ゲーム機型デバイス”, 第26回日本ソフトウェア科学会インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2018) デモ発表, 2018年9月.
  4. 中村俊勝,伊藤思音(武蔵美),東海林和,田中桂太(武蔵美),佐藤俊樹(東工大), “全周囲立体映像投影を用いた新しい携帯ゲームデバイスの提案”, 第22回一般社団法人情報処理学会シンポジウム(Interaction2018)インタラクティブ発表(ポスター), 2018年3月.
  5. 武蔵野美術大学「芸術祭」での展示発表(2日間),2018年10月.

発表実績(学内):

  1. 中村俊勝,UNIIC/NICでの企業向け成果発表(第3回 2019年1月,第6回 2019年10月)
  2. 調布祭2018教室展示(A202号室, 3日間)
  3. UECものづくりコンテスト2018、入賞および株式会社朋栄賞。

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