IML認定若手研究プロジェクト・IML認定若手研究者称号制度

IMLでは2022年度から、毎年ものづくり講習会後に始まるIMLのプロジェクト活動において、プロジェクトの立ち上げ、度重なる議論、プロトタイピング等を経てIML内部の厳しい対外発表審査基準を突破し、初めての学会投稿・発表を成し遂げたプロジェクトに対し「IML認定若手研究プロジェクト」の称号を付与することにしました。

また、そのプロジェクトの主要貢献者(筆頭著者もしくはそれに準じるプロジェクトメンバー)に対し「IML認定若手研究者」の称号を付与することにしました。

R3年度の活動をベースとした認定者は、下記の2名になります。

R4年度のIML認定若手研究者(2名):

  • 栗田侑弥さん
  • 石井万里さん

研究パート担当講師(スーパーバイザ)からのコメント:
栗田さんと石井さんは、2021年4月にIMLに入部して以来、ものづくり講習会、プロジェクト立ち上げのためのアイディア出し等の活動に積極的に参加し、2021年の冬に現在の提灯型構造に着目したディスプレイに関するプロジェクトを立ち上げました。二人はその後も継続して議論に参加し、2021年12月には「様々な形状の全周囲ディスプレイを実現可能な提灯型構造体の変形についての考察」というタイトルで情報処理学会シンポジウムInteractionに投稿し、翌年3月にポスター発表を行いました。発表当時栗田君・石井さんはともに学部1年生でしたが、学業と研究活動を立派に両立させ、大学院生や現役研究者に負けない立派な研究発表を行いました。今後の活躍が期待されます。
なお、現在栗田君は継続してこの研究を進めており、石井さんはこの研究を派生させて新たに立ち上げた研究プロジェクトを武蔵野美術大学のメンバーと協力して進めています。


元電通大教員・IML研究パート担当講師
(現:北陸先端科学技術大学院大学・准教授)
佐藤俊樹