JIZAI ~HengenChochin~:提灯構造に着目した立体的で変形可能な新たなプロジェクタスクリーン

JIZAI ~HengenChochin~:提灯構造に着目した立体的で変形可能な新たなプロジェクタスクリーン

コンセプト:

円柱や球などの立体構造物の全周囲に映像を投影できれば,複数人で映像が投影された立体形状をゴーグル無しで直接見て,手でも触れる体験が可能な全周囲ディスプレイが実現できる.全周囲ディスプレイにはそれぞれの形状ごとに異なる特徴があり,これまでにも,「立方体」や「円柱」,「球」などの様々な形状のスクリーンを用いた全周囲ディスプレイが提案されてきた.

これらのシステムはスクリーンの形状は固定的であったが,もしスクリーンの形状を動的に変形できれば,スクリーンの形状ごとに異なる様々なアプリケーションを1台のシステム上で選択的に利用できる利点がある.

そこでこのプロジェクトでは,伝統的な照明器具である「提灯」の構造に着目した新しい変形可能な全周囲投影用のスクリーンを提案する.

メンバー:

    • 栗田侑弥(電通大 B2)
    • 大須琢磨(武蔵美 B3)

写真:

提灯に映像を投影した際の写真(提灯の側面にIMLの文字が浮かんでいます)
提灯に映像を投影した際の写真
オンラインでの学会発表の様子(情報処理学会 インタラクション2022)
オンラインでの学会発表の様子(情報処理学会 インタラクション2022)
U☆PoC 授賞式の写真(メンバー二人が発表ポスターの前で賞状をもっています)
U☆PoC 授賞式の写真

発表実績(学外):

    • 栗田侑弥,石井万里(電通大 B2),中村俊勝,佐藤俊樹(北陸先端大),”様々な形状の全周囲ディスプレイを実現可能な提灯型構造体の変形についての考察”,第26回 一般社団法人情報処理学会シンポジウム
    • 栗田侑弥(電通大 B2),大須琢真(武蔵美),佐藤俊樹(北陸先端大), “JIZAI-変幻提灯: 提灯形状に着目した動的形状変化全周囲ディスプレイ”,第30回日本ソフトウェア科学会 インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2022) デモ発表, 2022年12月.

発表実績(学内):

    1. U☆PoC UEC アイディア実証コンテスト 2022 武蔵エンジニアリング様,国際ソフトウェア様より企業賞受賞

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